増え続けるデータ、増え続ける外部ストレージ。
どこに何が入っているのかわからない現状から脱却すべく、データの整理と並行して外部ストレージの一元化もまとめてやってしまおうという魂胆から購入したのが、このCrucial X9 Proになる。
実際に使ってみて感じたことをざっくりとレビューして行こうと思う。
パッケージ開封
値段の割にちゃっちいパッケージ。でも無駄のない感じが好印象。

パッケージ内容もいたってシンプルで、X9 Pro本体の他にはUSB type-c to cのケーブルと注意書きの紙のみ。
ストレージ容量のバリエーションは1TB、2TB、4TBで、今回私は2TBを購入した。


Crucial X10 ProやX9との違い
今回レビューするX9 Proのほかに、Crucialには上位モデルのX10 Proや下位モデルのX9がある。
この3つの違いは主にデータ転送速度や材質。簡単に表にまとめてみた。
| 読み込み | 書き込み | 材質 | 保証 | サイズ | 重量 | |
| X10 Pro | 2100MB/s | 2100MB/s | アルミ | 5年間 | 縦50.0mm 横65.0mm 厚10.0mm | 42g |
| X9 Pro | 1050MB/s | 1050MB/s | アルミ | 5年間 | 縦50.0mm 横65.0mm 厚10.0mm | 38g |
| X9 | 1050MB/s | 公称値無し | プラスチック | 3年間 | 縦50.0mm 横65.0mm 厚10.0mm | 32g |
どれを選んでも間違いはないんだけど公称値が公開されている安心感と保証の長さを加味すると、X9 Proが最もコストパフォーマンスに優れたベストバイモデルだと感じた。
使用感レビュー
驚くほどコンパクトで軽量
サイズは縦50mm、横65mm、厚さ10mmで、単3のエネループと比較するとこんな感じ。
下手したら失くしてしまいそうなほど小さくまとまっていて、持ち運び時や保管時にまったくスペースを取らない。


次に、今まで使っていた手持ちの外付けSSDと比べるとこんな感じ。
左2つがM.2 SSDのケースで、一番右が2.5インチSSDのケース。X9 Proがどれほどコンパクトかが一目瞭然。

また公式の重量は38gなんだけど、実測では37gだった。

シンプルにかっこいい
マット加工が施されたアルミボディで、裏面は滑り止め効果の大きいシリコン製。
ガンメタリックな色合いとエッジが削り取られたようなデザインがマッチして、力強く無骨な印象。
実をいうと、X9 Proを購入した理由の一つがこのデザイン性。長く頻繁に使うものは性能だけではなく見た目の好みも重要になる。



転送速度は必要十分
データ転送速度の計測でおなじみのCrystalDiskMarkを回してみるとこんな結果に。
メーカー公称値は読み(Read)書き(Write)ともに最大1050MB/sで、概ね公称値通りといった感じ。

Crucial Storage Executive対応
X9 ProはCrucial製のSSDを管理できる公式フリーソフト「Crucial Storage Executive」に対応している。
管理以外にも診断や分析ができるけど、私は基本的にファームウェアの更新のみしか使っていない。今後もほかの機能を使うことはあまりなさそう。

抜群の耐久性
防水・防塵性能はIP55で、日常生活においては水や粉塵に対し過剰な心配はいらない。ただ水没はNG。
また、高さ2メートルからの耐落下性能を備えているんだけど、公式サイトでは2メートルの高さからカーペットの床に落下してもデータは影響を受けないという注釈がある。つまり、フローリングやコンクリートといった硬い面への落下はNGということになる。
完全ではないにしてもある程度の防御力を備えているので安心して使用することができるのは心強い。
保証を受けるには箱の保管が必要
Crucialは箱を保証書代わりとしているため、5年間の保証を受けるためには5年間この箱を保管しなければいけないということになる。
幸いX9 Proの箱は薄くコンパクトなのであまり嵩張らないものの、箱の保管自体が結構煩わしいので個人的にはマイナスポイントかなと感じた。

まとめ
良いところ
- コンパクトで携行性ヨシ
- かっこいい(重要)
- 実用十分なデータ転送速度
- IP55、落下耐性を持ち安心して使える
- 5年間の保証付き
残念なところ
- 保証を受けるためには外箱の保管が必要


