今現在、SONYのWF-1000XM5をメインイヤホンとして使ってるんだけど、もっと気軽でカジュアルに使用できるインナーイヤー型のワイヤレスイヤホンが欲しくなっていろいろと物色してた。
そんな中見つけたのが、スウェーデン発のオーディオメーカー「Sudio」のA1というインナーイヤー型ワイヤレスイヤホン。
実際に使ってみて分かった音質や使い勝手などをレビューしながらまとめていきたいと思う。
開封
モノトーンでかなり落ち着いた外箱。英語とフランス語でいろいろ書いてある。

裏面はこんな感じ。

パッケージ内容はこんな感じ。
A1本体のほかに紙のマニュアルが2枚とUSB-A to Cケーブルが1本。

ケーブルには両端子に「Sudio」のロゴ入り。こだわりを感じる。


特徴がないのが特徴という第一印象のケース。

イヤホン本体は絶縁されており充電端子にシールが貼られている。
最初のペアリング設定時にはこのシールを剥がしてから1度ケースにしまい、再度取り出して通電させる必要がある。

スペック表
| ドライバーサイズ | 10mm |
| 音圧感度 | 118dB |
| Bluetoothバージョン | 5.3 |
| 対応コーデック | AAC、SBC |
| 防水防塵 | IPX4 |
| 本体重量 | 4g |
| ケース重量 | 35.8g |
| フル充電時間 | 90分 |
| その他機能 | マイク付き マルチペアリング |
使用感レビュー
柔らかめでマイルドな音質
さっそくイヤホンの本質である音質になるんだけど、低音域から高音域まで全体的に柔らかくマイルドなチューニングで、若干低音の音圧が強めといった感じだった。
ぶっちゃけて言えばクリアな音ではなくこもった感じで、よく言えば耳当たりのいい音とも言える。
いろいろなジャンルの曲を試してみたところ、ジャズやオーケストラなどのアコースティック系にかなりマッチしている印象。
逆に気になったポイントとしてはボーカルの声が埋もれやすいことと、ゴリゴリのキックやベースが使われている曲では低音域の主張が激しく聴き疲れすること。
オールラウンダーな性格ではないけど、刺さる人には刺さるワイヤレスイヤホン。

超シンプルデザイン
私がSudio A1を選んだ理由の一つでもあるのがデザインのシンプルさ。
ケースは開封時にも触れたようにマジで特徴がないのが特徴というくらいシンプル。イヤホン本体もステム部のロゴプリントが唯一の装飾でそれ以外は特筆すべき点がない。



ケースとイヤホン本体ともにプラスチック製の筐体で、場所によってマット加工と光沢加工が使い分けられている。


全体を通してチープ感はあるものの、意外にもケース開閉時の挙動にしっかり感がありヒンジのガタつきも無いため強度的な心配は要らなそう。


軽快なフィット感
Sudio A1はハウジングが小さめな印象で、インナーイヤー型ならではの圧迫感のない着け心地と相まってかなり軽快なフィット感。

私の耳はカナル型イヤホンのイヤーピースだとMS~M程度がジャストサイズなんだけど、Sudio A1は適度にゆとりがあり長時間の使用でも耳が痛くならなかった。
また、首を激しく振ったり着用したまま食事をしたりしてもズレることはないので安定感も申し分ない。
接続安定性がスゴイ
人が多く比較的混線しやすい街中や駅構内などでも途切れることがなく、安定したリスニングができる。
Sudio A1がスゴイのかBluetooth5.3がスゴイのかはさておき、接続が不安定だとストレスに直結するため、ここがクリアされているのはなかなかの長所だと感じた。
機能性は必要最低限
ノイズキャンセリングや外音取り込み(アンビエントモード)といった機能には非対応で、Sudio A1単体でできることは曲の再生停止、曲送り、戻し、音量操作のみの超シンプル性能。
もちろん専用アプリは無くカスタマイズ性はない。
対応コーデックもAACとSBCのみでハイレゾには非対応。ケースの充電も有線接続のみでワイヤレス充電はできないし、マルチポイントもできない。
一応IPX4の防水性能を持っていますが、最近のワイヤレスイヤホンでは当たり前のことで特筆するほどの長所とも言えない。
とまあこんな感じで必要最低限の機能だけを搭載したワイヤレスイヤホンということになる。

最低音量がデカい
個人的に最も気になったマイナスポイントがこれ。
Sudio A1は最低音量からすでに50%程度のボリュームが出るといったイメージで、自宅や閑静な室内で使用する際はもう少し抑えめにしてほしいと感じた。
この最低音量がデカい問題は絶対音量を無効にすることで解決できるんだけど、この設定に対応しているのはAndroidとWindowsのみ。
絶対音量とはBluetooth機器とデバイスとの音量を統一させる機能。どの端末でも基本的には有効になっており、これを無効にするとBluetooth機器側とデバイス側で別々の音量設定ができるようになる。
Androidの場合は開発者モードで、Windowsの場合はレジストリエディタで絶対音量を無効化できる。詳しくはググって欲しい。
iOSには絶対音量を無効にする設定がないのでiPhoneでの解決策は無さそう。
まとめ
良いところ
- マイルドな音質で聴き疲れしにくい
- 全体的に小ぶりでありながらフィット感はヨシ
- デザインがかなりシンプル
- ヒンジが結構しっかりしている
残念なところ
- 若干低音域が強くボーカルが埋もれやすい
- チープ感は否めない
- 最低限の機能しかない
- 最低音量が大きめ(AndroidとWindowsは解決策アリ)


