先日発売されたPixel 10 Proの下取り用端末として中古のPixel 7を購入し、おもしろ半分で1週間ほど使ってみたところ意外にも良かったので、その感想をまとめていきたいと思う。
2022年のスマホなので今更感は否めないが、真面目半分ネタ半分でお付き合い願いたい。
Pixel 10 Proのレビュー記事はコチラ↓
ざっくりスペック紹介
仕様
- SoC:Tensor G2
- ストレージ(ROM):128GB/256GB
- メモリ(RAM):8GB
- サイズ:縦155.6mm,横73.2mm,厚さ8.7mm
- 重量:197g
- バッテリー容量:4355mAh
ディスプレイ
- ディスプレイサイズ:6.3インチ
- 解像度:FHD+(1080×2400) OLED
- リフレッシュレート:最大90Hz
カメラ
- リアカメラ:広角50MP,超広角12MP
- フロントカメラ:10.8MP
その他の機能
- おサイフケータイ(FeliCa)
- 生体認証:顔,指紋(画面内)
- 防水防塵:IP68
- ワイヤレス充電
- Bluetooth 5.2
使用感レビュー
奇抜すぎるデザイン
Pixel 7のデザインを語る上で外せないのが特徴的なカメラデザイン。

このデザインはPixel 6シリーズから最新のPixel 10シリーズに至るまで踏襲されているため、もはやおなじみなデザインという感じではあるが、やはりどう見ても奇抜というかユニークでかなり好み。
背面のGoogleロゴマークはかなり控えめで好印象。最近のPixelはロゴマークの主張が激しすぎるのでこの謙虚さを思い出してほしい。

ボディはラウンド形状なので手によくフィットし、カタログスペック以上に薄く感じた。
ただ、背面パネルに光沢加工の強いゴリラガラスを採用しているため、ツルツルで滑りやすいうえに指紋がメチャクチャ目立つのが難点。

インターフェースが特殊
一般的なAndroidスマホとPixelは電源ボタンと音量ボタンの配置が逆になっているため、使い始めは押し間違えが頻発する。

使っているうちに慣れてしまうためそこまで気にならないが、Pixelは今も昔もなぜこの配置にこだわるのか疑問。
その他のインターフェースはごく一般的。
左側面にはSIMカードトレイがあるものの、物理スロットはnanoSIMx1つなのでデュアルSIM運用にはeSIMが必要になる。
外部ストレージには非対応のためSDカードスロットは無し。

上側面はマイクのみ。

下側面は左からスピーカー、USB-Cポート、マイクとなっている。

ゲーム以外の処理性能は現役
まずはAnTuTuベンチマークテストの結果からみていこう。最新のv11で測定したのでv10と比べると数値は高めに出ている。
まず1回目は1146559点で、まさかの100万点越え。

2回目は1166218点。平均115万点強ということで実用には困らない数値だと言える。

続いて激重3Dゲームの代表格とも言える原神をプレイしてみたところ、グラフィックのデフォルト設定は「中」だった。
デフォルトのままであればある程度動いてくれるが、設定を「最高」にしてフレームレートを60fpsにすると、かなりガクガクでまともにプレイできなかった。

スピーカー音質が結構酷い
スピーカーは一応ステレオ構成なんだけど、肝心な音質は迫力のないシャリシャリ系で低音域がかなり弱い。

特に動画視聴の際は映像内の声が聞き取れない事が多々あり、かといって音量を上げると耳がキンキンするレベル。
とは言えスピーカー音質に期待していたわけではないので、残念と言うよりは面白かった。
少なくとも不便ではない
Pixel 7が3年経った今でもまだまだ戦えると感じる理由がこれで、ベンチマークスコアをはじめとする数値的な性能は最新ハイエンドスマホと比べて明らかに低いけど、かと言って不便は感じないという印象。
日常生活に最低限必要なIP68の防水防塵性能やFeliCaといった機能は全部盛りなので、この機能が無くて困るといったことは一度もなく、実用面においてのポテンシャルは結構高いと感じた。

カメラ撮影レビュー
まずは超広角。画角は最大0.7倍で、全体的に暗い感じはあるものの映り自体は悪くない印象。
オートフォーカス機能がなくマクロ撮影にも対応していないため、超広角カメラの撮影機能は最低限と言った感じ。

広角。強い補正はなく忠実な映りで、現役として戦っていけるくらいの解像感。
ちなみに広角にはピクセルビニングを搭載したセンサーを採用しているため、50MPというカタログスペックでありながら実際に保存される写真は12.5MPとなる。
見かけ倒し感が否めないものの、ノイズ感や光量問題においてはメリットが多い。

広角2倍。50MPのデジタルズームなので等倍とほとんど変わらずキレイ。

広角5倍。デジタルズームでの5倍はさすがに無理があるのかノイズが目立つ。

広角8倍。超解像ズームによる補正で文字は鮮明に映るが、全体的に見るとノイズやトーンジャンプがある。

ポートレート。背景のボケ感が強く被写体が良く強調される。

まとめ
使用感をざっくり一言でまとめると、全体的なスペック不足感はあれど最低限の機能は備わっているため、日常生活で困ることはほとんど無くまだまだ戦えるという感じ。
ゲーム性能やカメラ、音質などにこだわらなければメインスマホとして視野に入るくらい使いやすかった印象。
逆に言えばそこにこだわっているからこそ、私は最新のスマホを使い続けるんだろう。
Pixel 7はOSアップデート保証期間が5年とそこそこ長めだが、それはつまり5年間の使用を見越した設計の裏付けでもあるのだと実感させてくれる1台で、ネタ半分で使い始めたのが申し訳なくなるくらいの完成度を持つスマホだった。
良いところ
- 今のPixelにはない筐体デザイン
- 日常生活に欠かせない機能は完備している
- 広角カメラは現役レベルの性能
残念なところ
- インターフェースにクセあり
- 世代ゆえにベンチマークスコアは低め
- 重いゲームは不可
- スピーカーの音質が酷い
- 超広角カメラは機能が限定的



