【レビュー】Xperia 1 VIでソニー純正ケースのStyle Cover with Standを使ってみた感想

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今回レビューするケースの正式名称は「Style Cover with Stand for Xperia 1 VI」ですが、さすがに長すぎるので本記事では「Style Cover」と表記します。

Xperia 1 VIを購入した当初から欲しいなと思っていたソニー純正ケースのStyle Cover。

さっさと買えばいいじゃんと自分自身で思いつつも、秀逸なデザインの代わりに保護性能に不安があり購入を渋っていましたが、Xperia 1 VIの高いデザイン性を無駄にしないためには、これしかないと感じついに購入しました。

というわけで、実際に使ってみて感じたStyle Coverの良いところと残念なところをレビューして行きたいと思います。

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開封の儀

無駄のないシンプルな外箱。

パッケージ内容はこんな感じで、ケース本体、リングストラップ、取扱説明書のみ。

ケース背面はXperia 1 VIの背面と同じようにテクスチャー加工がされており、ザラザラとした触り心地です。

Xperia 1 VI本体と接触する背面内側部分はポリウレタンレザーのクッションが貼られています。

レビュー

最高のデザイン

Xperia 1 VIのデザインを最大限に楽しむ1番の方法はケースを着けないことですが、約20万円のスマホにケースを着けず裸で使うというのはなかなかにリスキーですし、万が一に備えて保護性能はしっかりしたものが欲しい。

しかしながら、MIL規格に準拠したような保護性能が高いケースというのはいかんせんゴツくて野暮ったいものが多く、スマホケースというものはどうしてもデザインと保護性能のトレードオフ関係が発生します。

Style Coverは「裸で使うのは怖いけど、デザインを損ねたくない」というワガママに応えてくれるケースで、デザインと保護性能のトレードオフ関係において最適な妥協点だと感じました。

個人的に気に入っているのがカメラバンプ周りのデザイン。

裸で使うとカメラバンプの出っ張りでガタガタしてしまう問題を解決すると同時に、本体とケースがツライチになるようにデザインされているため、かなり洗練された見た目になっています。

さすがはメーカー純正のケース。Xperia 1 VIのデザインを最大限に引き出してくれます。

片手持ちがしやすい設計

そもそも、Xperia 1 VIはディスプレイの縦横比が先代モデルの21:9から19.5:9に変更され、横幅が増加したことで片手持ちがやりづらくなっていました。

Style Coverは横部分が大胆に解放されているため、装着時に横幅が増えず片手持ちがしやすくなっています。

Xperia 1 VIの数少ないデメリットを補完してくれる嬉しい設計だと感じました。

カメラ用グリップ付きで安定した撮影ができる

背面下部にはカメラ撮影時に指をかけることができるグリップが搭載されています。

Xperiaシリーズの特徴でもあるシャッターボタンと相まって、横持ちで撮影するときにスマホとは思えないほどの安定したカメラ操作ができます。

見てのとおりカメラ用グリップ部分は若干の盛り上がりがあり、机などの平面に平置きすると傾斜がついてしまいますが、実際に使っていて気になることは全くもってないので心配は無用です。

抗菌加工が施されている

表立って分かる機能ではないため恩恵を実感しづらいですが、Style Coverの表面にはJIS Z 2801抗菌試験をクリアした抗菌加工が施されています。

ブドウ球菌などの特定の細菌を最大99.9%抑制することができますが、公式ページには抗菌作用が経年により変動する場合があると記載がありますので、過信は禁物かもしれません。

ディスプレイ面の保護性能が不安

ディスプレイ面はガラスフィルムを貼っているとケースの高さを超えてしまうため、画面を伏せて置くとケースではなくディスプレイが接地することになり、少し気になります。

また、ディスプレイ側から落下したらおそらく一発アウトですので、結構不安というのが正直なところ。

それでも裸で使うよりかは幾分もマシですし、衝撃が加わりやすい角の部分はしっかり保護されているので、最低限の保護性能は持ち合わせていると言えるでしょう。

リングストラップやスタンドはいらないかも

リングストラップはあれば安心ですが、それよりもポケットにしまうときに邪魔になったり、引っかかったりすることがあり、鬱陶しさのほうが気になるので不必要かなと感じました。

スタンドは関してはごく個人的な理由ですが、Xperia 1 VIでしっかりと動画や映画を見ることがないためあまり使用していません。

Xperiaシリーズはソニーの映像技術と音響技術が詰め込まれたスマホなので、そんなコンセプトに沿ったこのスタンドを使う機会がないのは逆にもったいないという解釈もできますね。

リングストラップはおまけみたいなものですので付けなければいいだけですし、スタンドもしまっておけば邪魔になることはないので特に不満はありません。

まとめ

良いところ

  • Xperia 1 VIのデザイン性を損ねない
  • 片手持ちがしやすい設計
  • カメラ用グリップ付きで安定した撮影が可能
  • 抗菌加工がされている
  • リングストラップが付属
  • スタンド付きで映像の視聴が捗る

残念なところ

  • ディスプレイ面の保護性能が不安
  • リングストラップは邪魔になる

スタンドが必要ないという点に関してはあまりにも個人的な問題ですし、しまっていれば邪魔になることもないので残念なところには含めませんでした。

ちなみに、先日ソニー公式から発表されたXperia 1 VIIにもStyle Coverが用意されており、今回紹介したXperia 1 VI用とほとんど同じデザインですので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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