今回レビューするMame Walletは、BLUE LUGという自転車屋さんが販売しているミニ財布。
購入の決め手にもなった最大の特徴は、キューベンファイバーという特殊な超軽量素材を採用していること。
これまで財布として使っていた無印良品のポリエステルカードケースとの比較も含めて使用感をまとめていきたいと思う。
キューベンファイバーとは
先ほど軽く触れたキューベンファイバーとは、正式名称をダイニーマ・コンポジット・ファブリック(DCF)と言い、登山道具などのアウトドア用品に採用されることが多い素材。
ダイニーマと呼ばれる超高分子量ポリエチレン繊維を紫外線硬化樹脂でラミネートしたフィルムのような生地。

比重が0.97と水に浮くほど軽量でありながら、化学繊維最高クラスの強度を持ち合わせている。
また、表面が樹脂で構成された生地であるため防水性に優れており、紫外線への耐性もあることから劣化にも強いという特徴があるが、いかんせん高価なのがデメリット。
とまあ、要するに高いけどスゴイ生地ということになる(雑)。
使用感レビュー
類稀なるデザイン
まずはなんと言ってもキューベンファイバー特有のパリパリとしたビニールのようなスタイルに目が行く。


中身が透ける点は何が入っているかが確認しやすいというメリットの反面、セキュリティ性に欠けるというデメリットもある。一長一短にはなるが個人的には好み。

また、キューベンファイバーは化学繊維では珍らしく経年変化を楽しめる素材でもあり、使っていくうちにシワが増え柔らかく使いやすくなる。
購入時はなめ猫の運転免許証を模したオリジナルのマグネットが付属する。かわいい。

防水性能が高い
開閉部に止水ファスナーを採用しているので、キューベンファイバーの特性と相まって財布としてはかなり高い防水性を実現している。
完全防水ではないが、それでも日常使いとしては十分と言えるだろう。

ファスナーを開閉しやすい設計
ファスナーの両脇にハイパロンという特殊なゴム素材のタブがついているため、開閉がしやすくなっている。
止水ファスナーは普通のファスナーよりも開閉が重く抵抗感があるが、その欠点を補う設計がされているのはなかなかGOOD。

左側のタブには穴が空いているのでネックストラップやカラビナを付けることも可能。

このような拡張性があるのは結構嬉しい。
カード類の出し入れがしにくい
入り口となるファスナー部の横幅がカードサイズギリギリで、カード類が引っかかりやすく出し入れがしにくいのが難点。

特に奥側のポケットにカードをしまう際は1枚ずつ入れていく必要があり、それなりに煩わしさがある。
あくまでミニ財布ということで、多少の使いにくさはご愛嬌。

作りが似ている無印良品のミニ財布と比較
Mame Walletは、私が以前までミニ財布として使っていた無印良品の「ポリエステルカードケース」と似た作りをしている。

Mame Walletが縦8cm横11.5cmであるのに対し、ポリエステルカードケースは縦8cm横12cm。どちらともマチはなくスリムな設計。
数値で見るとほぼ同じサイズなんだけど、Mame Walletはポリエステルカードケースにすっぽり収まるので1周りコンパクトかなというサイズ感。

また、気室内の構造がほぼ同じで、どちらも仕切りが1つだけついているダブルポケット仕様になっている。

両者の違いは、Mame Walletにはファスナーの左右にタブがついている点、ポリエステルカードケースにはメインコンパートメントに鍵用のフープがついている点くらい。


以上2つのミニ財布を比べてみた結論としては、コンパクトで機能性に優れたMame Wallet、使いやすさのポリエステルカードケースという感じ。
ポリエステルカードケースの詳細レビューは以下の記事からどうぞ。
まとめ
- キューベンファイバー特有の生地感が良い
- 止水ファスナー採用で防水性が高い
- ハイパロン製のタブ付きでファスナーの開閉がしやすい
- カード類の出し入れがしにくい
- ミニ財布の中でもコンパクトな印象
キューベンファイバーという特殊な素材を使用し、登山における軽量化思考(ウルトラライト)を日常に落とし込んだおもしろいミニ財布。
使いづらい点もあるけど、デザイン・機能性共に高水準なアイテムとなっている。


