今回はPCの解体にあたり余ったM.2 SSDを外部ストレージとして有効活用するための「M.2 SSDケース(LGB-PNV02UC)」を購入しました。
以前は玄人志向のM.2 SSDケースをレビューしましたが、今回はロジテックのM.2 SSDケースをレビューしていきます。
パッケージ開封
外箱はこんな感じです。情報量多め。
付属品は以下の通り。
- USB A-Cケーブル 20cm
- USB C-Cケーブル 20cm
- 放熱用シリコンシート
- 説明書
- ケース本体
組み立て
組み立てと言っても難しい作業はありません。まずは裏面のケース取り外しボタンを押しながら台座を引き抜きます。
ケースから台座を引き抜くとこんな感じで2つに分かれます。
続いて台座の固定用パーツを外し、マザーボードに取り付ける要領ではめ込んでいきます。
固定用パーツは米粒くらいのサイズなので紛失に注意です。
うまくはまったらM.2 SSDの端のスリット部分に固定用パーツをセット。
そのまま固定用パーツ差込口に差し込み、右へ90°回してロック。これで組み立ては終了です。
あとは付属のシリコンシートをM.2 SSDに貼り、台座部にケースをはめて完成。
使用感レビュー
丁寧なつくりで美しいアルミ筐体
全体的にきれいな仕上がりで、程よく金属特有の重厚感があります。
ただ、組み立てでも触れたようアルミ素材が使用されているのはケースのふたのみで、M.2 SSDを装着した台座側のパーツはプラスチック素材となっています。
プラスチック部の作りは若干チープですが、良く言えば軽量性UPということでご愛嬌。
「M.2 NVMe SSD enclosure」の刻印入り。
両側面には排熱用の穴が設けられています。
転送速度はかなりGOOD
CrystalDiskMarkでのベンチマーク結果では、読み込みと書き込み共に1000MB/sを超えているため、必要十分以上の速度が出ています。
実際に使ってみても、ストレスなくデータ転送を行うことができます。
重量は63gで持ち運びもラク
もちろんこの重さはM.2 SSDを内蔵して測定。
どのメーカーのM.2を使うかによって多少前後しますが、わかりやすく言うとMサイズの鶏卵とほぼ同じ重さ。このケース3つでスマホ1台分くらい。
ですので重量は全く気になりません。
サイズはそこそこ大きめ
比較対象は玄人志向のM.2 SSDケース。
横方向、縦方向、高さのすべてにおいてロジテックのM.2 SSDケースのほうがデカいです。
しかしながら、このロジテックのM.2 SSDケースは丸みを帯びたデザインのため、持ちやすさはこちらのほうに軍配が上がります。
また、大きめとはいっても2.5インチSSDのケースと比べるとかなり小さいので実用面で不便に感じることはないでしょう。
SATA接続のM.2 SSDには非対応
このロジテックのM.2 SSDケースはNVMe接続のM.2 SSDのみの対応となっています。
つまり、SATA接続のM.2 SSDは使用できません。
事前にわかってはいましたが、玄人志向のM.2 SSDケースは両方対応していますので、少し残念なポイント。
購入前にあらかじめ自分が使いたいM.2 SSDの接続規格を確認することをオススメします。
まとめ
良いところ
- 2000円ちょっとでM.2 SSDを外部ストレージ化できる
- アルミの質感が良い
- 転送速度も申し分なし
残念なところ
- プラスチック部がチープ
- SATA接続には非対応